atelier mila 徒然日記 — #ジュエリー
ピンクサファイア
〈サファイアとルビー〉
鉱物学的にいうと、サファイアとルビーは
コランダムというグループに属します。
コランダムの中で、ブルーをサファイア
真紅をルビー、それ以外の色は
ファンシーサファイアと呼ばれます。
元々、コランダムは無色透明
チタン、鉄、マグネシウム、酸化クロムなど
不純物が入ることにより、色が変化するのです。
〈ピンクがかった石は、ルビーではないの?〉
ルビーか否かは、赤色をもたらすクロムの
含有量で決まります。
クロムの含有量が1%前後だとルビー
0.1%前後だとピンクサファイアと呼ばれます。
ただし、国によっても基準はまちまちだそうで
産出国では、ピンク〜赤はすべてルビーと
呼ばれるそうな。。。
〈ピンクサファイアのピアス〉
落ち着いたピンク色のサファイアに
一目惚れして仕入れました。
atelier milaのシグネチャーアイテムのひとつ
ビンテージフィリグリー
銅製ということもあり、イヤーワイヤーなど
金具もすべてローズゴールドに。
まさにピンク尽くし!
ティールブルーのアパタイトで、甘さを抑えた
ビンテージティストのピアスに仕上がりました。
ピンクサファイアの石ことばは
幸福 誠実 慈愛
優しいピンク色は、心が緩む魔法の色
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【Summer Sale 】のご案内
【Summer Sale】 のご案内
8月7日より1週間、【Summer Sale】を
開催することにしました。
すべての作品が定価より20%OFF!
どうぞこの機会をご利用ください。
少しでもみな様に笑顔をお届けできれば
嬉しいです。
【Summer Sale】
◎ US時間(PST)
8/7(土)0:00am ~ 8/13(金)23:00pm
◎ 日本時間
8/8(日)16:00pm ~ 8/14(土)15:00pm
8月の誕生石 ペリドットの新作
8月の誕生石、ペリドット
ギリシャ語で”黄金石”という意味です。
地球内部のマントル上層部に含まれる
カンラン岩の中で見つかります。
火口から噴き出された溶岩が大気中で
急激に冷やされることでガラス質になった
ものが、ペリドットです。
ハワイのキラウエア火山の溶岩の中にも
含まれており、火の女神「ペレの涙」
としてよく知られています。
時には、隕石の中で見つかることも
あるそうです。
地球上で採掘される鉱物とは異質の
ペリドット
”宇宙の神秘”を内包する鉱物です。
古代エジプト、ペリドットは「太陽の石」として
崇められていました。
その輝きから、ポジティブなエネルギーを
もたらしてくれると信じられていました。
薄暗い照明の下でも美しく輝くことから
”イブニング.エメラルド”とも呼ばれて
います。
ペリドットが”複屈折”という性質を持つから
です。
複屈折とは、入ってきた光を二つに分る
という性質
カットが整った上質のペリドットだけが
持つ輝きのマジック!
ネックレスのデザインは若草色から
葉っぱに♪
バランスを保つために何度も作り直し
最終的に一番下のデザインに落ち着きました。
日夜を問わず、輝きを放つという性質から
ひと夜の”月下美人”のようでもあり
力強い太陽の下でも萎えることのない
”名もなき植物”のようにも見えます。
太陽の光が当たるとペリドットの表面に
光の粒が踊ります。
宇宙の神秘を内包する鉱物
ペリドットの美をお楽しみください。
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#2 アンティーク ボヘミアンガラス
ボヘミアンガラスは、ベネチアンガラスの
影響を受けて、作られています。
13世紀のボヘミア(現在のチェコ共和国)には
ベネチアからガラスの製造技術が伝えられました。
15世紀半ばに東ローマ帝国が滅亡
この頃からベネチアのムラーノ島からボヘミアに
移住するガラス職人が増え始めたそうです。
16世紀には約90の工房がボヘミアに存在し
ベネチア、ドイツなどの外国の様式を模した
グラスが作られていたとのこと
古くからヨーロッパ諸外国の技術を結集し
美しいボヘミアンガラスが出来上がって
いったのです。
今も人々の心を魅了する所以です。
写真:1920年代にチェコスロバキア
(現在のチェコ共和国)で作られたガラスビーズ
まだらに入ったブルーの濃淡が美しいビーズです。
ビーガンレザーには、ビンテージのシルバーチューブ
チューブの表面には、ほぼ純銀に近い細かい粒を乗せ
オーブンで焼成したオリジナルパーツです。
こちらも1920年代に作られたボヘミアンビーズ
直径3.5cmのフープ型、色は優しい”Baby Blue”
ボヘミアンガラスのフープの下に
パステルカラーの天然石とパールを
合わせました。
色がもたらす涼しさ
存在感がありながら軽量と
夏にぴったりのピアスです。
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#1 アンティーク ベネチアンガラス
天然石のジュエリーはたくさんありますが
ガラスを用いたジュエリーで、しかも
それがアンティークだとすると、それほど多くは
市場に出回っていません。
このページでご紹介する作品は、1900年代と
1930年代にベネチアで作られたガラスのビーズの
ピアスです。
ベネチアンガラスの特徴は鉱物を混ぜることで
色彩の豊かさが生まれるそうです。
鉱物により硬度も変化
もっとも高度の高いのは”赤”だそうです。
写真上:
1930年代に作られたベネチアンガラス
発色の良い、深みのある赤
マーブル状に入る白、オレンジ、 グリーンetc...
特に、ゴールド色に輝くラメは
このベネチアンガラスに眩い光を与えて
います。
華やかさと神秘的な魅力が溢れるビーズです。
ベネチアンガラスの下には赤珊瑚
時代を経て、落ち着きのあるマットの
赤.オレンジに変化したものです。
セージ色のレザーを合わせることで
ベネチアンガラスと珊瑚のそれぞれの
赤が引き立ち、美しいハーモニーを
奏でています。
写真下:
1900年代に作られたベネチアンガラス
明るいマットなブルーはターコイズを
思い起こさせます。
天然石は濃紺のソーダライトと淡い
ブルーレースアゲート
ブルーがもたらす心理的な効果は
癒し、落ち着き、開放感、清潔感など様々
100年という年月を重ね、現代に蘇る
青いピアスには”生命力”も含まれているに
違いありません。
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